10代の皆さんの視力を維持し、守る秘訣は、何よりもまず専門家による定期的な眼科検診です。矯正レンズが必要なティーンエイジャーの場合、眼科検診は、コンタクトレンズを使用する時期かどうかを判定する機会でもあります。これは年齢ガイドラインに基づいていなくても構いません。重要なのは、コンタクトレンズを正しくお手入れし、適切に装着する意思があるかどうかです。
次の定期検診が来る前に、視力に変化があった場合、または目を怪我した場合、できるだけ早く眼科医に診てもらうように保護者の方へ伝えてください。
総合眼科検診にはどのようなことを求めればよいでしょうか?
眼科医は決められた手順を持っていますが、多くの総合眼科検診は同じようなパターンで進められます。まず、眼科医が皆さんの個人情報と家族の既往歴を確認し、眼疾患、糖尿病、高血圧、弱視などがないかをチェックします。
次に、次の項目について検査を行います。
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視覚 - 近視、遠視、乱視の有無を見ます。皆さんが視力検査表を見ているときに、眼科医は視力を正確に測定し、必要に応じて矯正レンズの処方を判定します。
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眼筋の協調 - 光を一定のパターンで動かし、両目が協調して動作するかどうかを検査します。
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周辺視野 - 皆さんの視野の周縁でものを動かし、それが見えているかどうかを確認します。
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光に対する瞳孔反応 - それぞれの目に光を当て、瞳孔反応を見ます。
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色覚検査 - 複数色のドットまたは丸で描かれた絵の中に何の絵、図形、数字が隠れているかを質問されます。この検査では、色を区別できるかどうかを判定します。
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まぶたの状態と機能 - まぶたの裏表を調べます。
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眼球内部と眼底 - 点眼薬を数滴差すか、光を弱めて)目の瞳孔を開いたら、眼科医は検眼鏡と呼ばれる特殊な装置を使って、眼底にある網膜や視神経を検査します。多くの眼疾患では、最初の兆候がここに現れます。
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眼圧の測定 - トノメーターと呼ばれる装置で眼圧を測定します。眼圧が高い場合、緑内障などの疾患の初期徴候とも考えられます。
視力のテスト
これは眼科医による総合眼科検診の代わりになるものではありませんが、視力をテストし、専門家による診察が必要な問題かどうかを確認する役には立つかもしれませんし、簡単に行えます。友だちに手伝ってもらい、試してみてください。
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スネレン視力表(17.3 KB, PDF)を印刷します。
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窓のない壁に、床から約120センチの高さをとって貼ります。
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壁から3メートル離れた椅子に座ります。普段コンタクトレンズや眼鏡を使っている場合は、それを使用してテストします。
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友だちに頼んで片方の目をハンカチやペーパーカップなどで隠してもらい、懐中電灯で表の各行を上から指してもらいます。両目を開けたまま、友だちが指した文字を読み上げます。
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「20/20 (1.0)」のように、読むことができた最も小さな行の数字を記録します。
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もう片方の目で手順4と5を繰り返します。
ほとんどの人は、両目で「20/20 (1.0)」行を読めます。読めなかった場合は、視力の矯正が必要かもしれません。保護者の方と話し合って、眼科検診の予約日を決めてください。