60歳を超えると、ほぼすべての人にとって視力の矯正が必要になるのが実情です。これは通常の自然な加齢現象。でも、心配はいりません。「20/20 (1.0)」の視力を長く維持するためのいくつかの選択肢があります。
シニアの多くは老視になります。老視とは、読書の時などに近いところが鮮明に見えなくなること。 視力を「20/20 (1.0)」に矯正する手段としては、遠近両用の眼鏡がよく知られています。そして、あまり知られていませんが、コンタクトレンズでも同様に老視を矯正できるのです。
多焦点のコンタクトレンズ
多焦点のコンタクトレンズなら、老視の矯正が可能。近くも遠くも快適に見えるようになります。
眼鏡
いつも眼鏡を愛用していて、これからも眼鏡の方がよいという人は、二重焦点または三重焦点のレンズやこれらの特性を詳しく知っておくとよいでしょう。
拡大鏡や視力の補助具
年齢を重ねると、新聞を読む、刺繍をする、模型を製作する、小型技術用具の数字を見る、といった作業が難しくなってきます。照明を明るくすれば手元の作業は楽になりますが、さらに補助的な手段が必要になることがあります。
拡大鏡は細かい印刷物や針仕事に焦点を合わせることができ、目の前の作業に必要な倍率レベルで選べるよう、いろいろなサイズのものが揃っています。