2017/11/22, 水曜日
老眼によりぼやける視界のピントを合わせる時間は、積み重ねると大きな時間のロスに!
老眼を自覚しつつ対策をしていない40・50代 男女400人の「老眼(老視)実態調査」
老眼を感じるシーンが「ある」と答えた人には
月100分超の〈老眼ロスタイム〉が!
バイオトゥルー® ワンデー マルチフォーカル オトナ世代の女性へ贈るWEBムービーを公開
アイケア製品の総合メーカーであるボシュロム・ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:トーマス・ジョセフ・アッピオ、以下「ボシュロム」)は、11月22日に〈老眼ロスタイム〉に関するWEBムービーを公開しました。動画公開にあたり、老眼(老視)※1を自覚しているものの、何も対策をしていない40代・50代男女400人を対象に、「老眼(老視)実態調査」を実施しました。
本調査では、老眼を矯正していないことが原因で、ものを見る際にピント合わせに費やす時間のことを〈老眼ロスタイム〉と表現しており、老眼を感じるシーンを30項目ピックアップ※2し、シーン別の〈老眼ロスタイム〉を算出※3しています。主な調査結果は以下のとおりです。
- ※1.老眼とは加齢により「焦点が合わせづらい」「暗いと物が見えづらい」等の状態になることです。以降、本文中では「老眼(老視)」を「老眼」と表記します。
- ※2.本調査でピックアップした一日の中で、老眼を感じるシーン30項目は次頁のとおりです。
- ※3.〈老眼ロスタイム〉は、アンケートによる回答者の体感値に基づいています。
遠近両用1日使い捨てコンタクトレンズ 販売名:バイオトゥルー® ワンデー マルチフォーカル 医療機器承認番号:22700BZX00266000
調査結果サマリー
- ♦老眼を感じる30項目の〈老眼ロスタイム〉は、老眼を感じるシーンが「ある」「たまにある」と回答した方の全体平均で月間約89分。「ある」と答えた高頻度層(47.3%)の〈老眼ロスタイム〉は月間で約101分、年間にすると、20時間を超え、ほぼ丸1日の活動時間に相当。
- ♦30項目のシーン別の〈老眼ロスタイム〉では、「スマホやケータイでメールを読む」(約11.9分/月)「パソコンでネットの記事を読む」(約10.8分/月)が多く、スマホやパソコンを使うシーンが合計で約64%を占めた。
- ♦老眼による不便は「すぐに文字が読めない」(61.5%)、「目が疲れる」(61.3%)が上位だが、「見たり読んだりすることをおっくうに感じる」(34.6%)、「見ることに集中して話を聞き逃してしまう」(23.8%)など積極的な日常の活動や人との関係性にも影響。時間のロスに加えて生活の質(QOL)のロスも顕在化。
- ♦老眼を自覚する平均年齢は47.2歳、最も早い人は35歳から老眼を感じている。
- ♦老眼は、最大で18年も矯正せずに放置されたまま。
- ♦あらためて質問すると、〈老眼ロスタイム〉は「ない方がよい」(66.5%)、「解消したい」(60.3%)、「解消するための矯正に取り組みたい」(53.0%)と、老眼の矯正に前向きに。
「老眼(老視)実態調査」
- ■実施時期 2017年10月13日(金)~2017年10月14日(土)
- ■調査手法 インターネット調査
- ■調査対象 老眼を自覚しながらも、何の対策をしていない全国の40代・50代の男女400人(男女各200人)
老眼を自覚しつつ対策していない40代・50代の老眼実態調査
老眼を矯正していないことが原因で、ものを見る際にピント合わせに消費する時間のことを、本調査では〈老眼ロスタイム〉と呼びます。
老眼を日常的に感じながらも、何の対策もしていない40代~50代の男女400人を対象に、日常的に老眼を感じるシーンや、ピントを合わせるためにかかる時間や頻度などの調査を行いました。調査対象者は全員老眼を自覚していますが、その頻度を聞くと右図のようになり、老眼を感じることが「ある」と答えた老眼高頻度層が47.3%、「たまにある」と答えた老眼中頻度層が52.7%です。
なお、本調査で抽出した、老眼を感じるシーン30項目は下記の通りです。〈老眼ロスタイム〉の集計方法は、①30項目の中から老眼を感じるシーンを選択いただき、②該当シーンの頻度、③該当シーン1回あたりのピント合わせ要する時間をそれぞれ回答いただき掛け合わせて算出しました。詳しい計算方法はこちらに掲載しています。
●日常生活で老眼を感じるシーン 30項目
新聞を読むとき |
デジカメやスマートフォンなどで
写真をとるとき |
レストランなどでメニューをみるとき |
雑誌を読むとき |
パソコンで仕事の資料をみるとき |
食材を切るなど、
料理をしているとき |
文庫本など本を読むとき |
仕事の資料(紙)をみるとき |
食事をしているとき、
おかずを食べるとき |
スマートフォンや携帯電話で
メールを読むとき |
名刺を確認するとき |
財布の中味をみるとき |
スマートフォンや携帯電話で
メールを書くとき |
食品の原材料を確認するとき |
化粧(マニュキュアやペディキュアも含む)を
しているとき |
スマートフォンのSNSで
メッセージを読むとき |
衣料品の素材表示を確認するとき |
髭をそっているとき |
スマートフォンや携帯電話で
メッセージを書くとき |
薬や日用品の説明書きを読むとき |
爪をきるとき |
スマートフォンや携帯電話で
インターネットの記事を読むとき |
買い物で商品の値札を確認するとき |
鏡をみるとき |
スマホなどで地図を確認するとき |
子どもの学校からのおたよりや
参考書をみるとき |
針に糸を通すなど裁縫をするとき |
パソコンでインターネットの
記事を読むとき |
手紙やダイレクトメールをみるとき |
その他 |
老眼を感じるシーン30項目の〈老眼ロスタイム〉は、月間で平均約89分、
老眼高頻度層はより長く約101分、年間にすると約20時間となり、ほぼ丸1日に相当
上記の30項目のうち、老眼を感じるシーンの頻度と1回当たりのピント合わせにかかる時間を聞いた結果、老眼により生じる〈老眼ロスタイム〉は平均で1か月(30日換算)あたり約89分となり、老眼中頻度層(約77分)より老眼高頻度層(約101分)の方が長くなっています[図1]。
1年で換算すると、〈老眼ロスタイム〉は約18時間。老眼高頻度層は約20時間となり、睡眠を除く丸1日の活動時間に相当する時間を、ピント合わせだけに費やしていることがわかりました。
老眼高頻度層の1か月の〈老眼ロスタイム〉(101分)で、できることを挙げてみると、下記のように意外と多くのことができます。〈老眼ロスタイム〉は、これだけのことができる貴重な時間といえます。
●101分あればできること
- ◎楽しめる映画やドラマもいろいろ。家族だんらんのひとときや、自分だけのリラックスタイムに。
- ◎たとえば東京からなら湯河原、大阪からなら有馬あたりまで。日常から解放されて、温泉でのんびりゆったりと。
- ◎普段はなかなか行けないエステやマッサージの長時間コース。たまには自分へのご褒美も。
- ◎家族と食事を楽しんだり、近所の公園で遊んだり、心にゆとりを持てればちょっとしたことでも特別な時間に。
〈老眼ロスタイム〉が多いのは、「スマホやケータイでメールを読む」(約11.9分/月)、
「パソコンでネットの記事を読む」(約10.8分/月)など、デジタルシーンが全体の約64%を占めている
30項目のシーン別の1か月の〈老眼ロスタイム〉を算出すると、「スマートフォンや携帯電話でメールを読むとき」(約11.9分)や「パソコンでインターネットの記事を読むとき」(約10.8分)が長くなっています[図2-1]。
スマートフォンやパソコンなどを使うデジタルシーンの〈老眼ロスタイム〉を合計すると、1か月で約57分となり、1か月間の〈老眼ロスタイム〉(約89分)のおよそ63.5%を占めています[図2-2]。
老眼を矯正しないことでロスしているのは、時間だけじゃない!
イライラしたり、おっくうになったり、話を聞き逃したり… 社会性や生活の質までもロスしている
老眼で不便を感じていることを聞くと、「すぐに文字が読めない」(61.5%)、「目が疲れる」(61.3%)といった項目が上位にあげられましたが、実は、生活の質(QOL)にも影響がおよんでいます。
例えば、およそ2人に1人は「ものが見えづらくイライラする」(46.8%)と答え、およそ3人に1人は「見たり読んだりすることをおっくうに感じる」(34.6%)、およそ4人に1人は「見ることに集中して話を聞き逃してしまう」(23.8%)と答えています。ほかにも、「相手の表情が見えづらく会話に影響する」(16.8%)、「人と会うことに気苦労を感じる」(14.5%)、「自分が見づらいことで人に気を遣わせてしまう」(14.3%)など、積極的な日常の活動や人との関係性にも良くない影響を及ぼすことが少なからずあり、老眼を矯正せずに放置していることで、生活の質にまで悪影響を及ぼすようです[図3]。
〈老眼ロスタイム〉が始まるのは40代、早い人は35歳から!
矯正もされずに放置され、どんどん〈老眼ロスタイム〉が積み重ねられている
初めて老眼を自覚した年齢を聞くと、最も早い人は35歳、平均では47.2歳となりました。30代から40代にかけて、老眼を感じることが多くなる年代だといえそうです。
最も長く老眼を放置している人は、40歳のときに自覚したものの、58歳となる今まで、実に18年間も放置しています。
老眼を自覚しながらも対策をしていない理由を聞くと、「対策をしなければならないほど老眼(老視)が進んでいるとは思っていないから」(46.3%)が最も多くなっています[図4]。
時間のロスに加えて生活の質(QOL)のロスも少なくないのに、老眼は放置されがちでロスがますます蓄積してしまう…、そんな悪循環が形成されてしまいそうです。
これまでは老眼を放置していても、〈老眼ロスタイム〉があることに気がつくと、
ない方がいい、解消したい、矯正に取り組みたいと、老眼の矯正に対し前向きに変化
老眼は見づらさだけでなく、生活時間のロスと生活の質の低下をもたらしています。
老眼を自覚しつつも、何の対策・矯正もしていない調査対象者ですが、〈老眼ロスタイム〉はないほうがよいと思うかと聞くと、全体の7割近くが「老眼によるロスタイムはない方がよい」(66.5%)と答えています[図5]。また、老眼を矯正していないために生じる生活上のロスを解消したいと思うかと聞くと、約6割が「老眼によるロスを解消したい」(60.3%)と答えています[図6]。
これまで老眼を自覚しながらも放置してきた調査対象者ですが、約半数が「ロスタイムを解消するための矯正に取り組みたい」(53.0%)と答えており[図7]、老眼の矯正を前向きに捉えるよう変化しているようです。
また、老眼の頻度別に見ると、いずれの問いに対しても老眼に悩まされる高頻度層の方が中頻度層よりも肯定度が高く、老眼矯正に対し、より前向きな傾向が見られました。
〈老眼ロスタイム〉の算出方法
30項目の中から①老眼を感じるシーンを選択いただき、②該当シーンの頻度、③該当シーン1回あたりのピント合わせに要する時間をそれぞれ回答いただき掛け合わせて算出しています。
- ①老眼を感じるシーンの選択
今回対象とした30項目(P2参照)に関して、老眼(老視)を感じるシーン(そのままではみえにくかったり、ピントが合わず(位置を)調整しないとみえなかったりするシーン)を、「感じる」、「感じない」で回答。
- ②①で、「感じる」と回答した各項目について、その頻度を 「1日に100回程度」、「1日に50回程度」「1日に30回程度」、「1日に20回程度」「1日に10回程度」、「1日に5回程度」、「1日に2~3回程度(2.5回)」、「1日に1回程度」、「1週間に3~4回程度(0.5回/日)」、「1週間に1~2回程度(0.21回/日)」、「1か月に2~3回(0.08回/日)」、「1か月に1回程度(0.03回/日)」、「1か月に1回未満(0.01回/日)」で回答。
- ③①で、「感じる」と回答した各項目について、1回あたりのピントあわせに要する時間を、「1~2秒(1.5秒)」、「3~5秒(4秒)」、「6~10秒(8秒)」、「11~20秒(15.5秒)」、「21~30秒(25.5秒)」、「31~40秒(35.5秒)」、「41~50秒(45.5秒)」、「51~60秒(55.5秒)」、「それ以上(65.5秒)」で回答。
- ※1シーンあたりの〈老眼ロスタイム〉は、②×③を掛け合わせ、全回答者の平均を算出、数値に幅があるものは()内の数値を中央値として使用しています。(なお、「化粧をしているとき」は女性のみ、「髭をそっているとき」は男性のみが回答する項目としているため、この2項目は女性計、男性計で割っています)
- ※30項目の〈老眼ロスタイム〉は各回答者ごとに1日あたりの30項目の総ロスタイムを計算、全回答者の平均を算出しています。
~見えづらいのは、手元だけだと思っていませんか?~
オトナ世代の女性へ贈るWEBムービーを公開
ボシュロム・ジャパンは、〈老眼ロスタイム〉について、オトナ世代に語りかけるWEBムービー「オトナ瞳の“ピント”ロスタイム 母のキモチ篇/子どものキモチ篇」を、11月22日より公開します。ここでは、老眼のことを“オトナ瞳”、老眼を感じはじめる世代を“オトナ世代”と呼んでいます。
このムービーは、オトナ瞳の女性を主人公とした物語です。日常の中でピントが合わず、視界がぼやけてしまう瞬間が積み重なっていることに気づいていない主人公。しかし、大切な人の「あるサイン」をきっかけに、老眼の矯正に踏み出しすてきな人生を取り戻すという心温まるストーリーです。母の視点から描く「母のキモチ篇」、子どもの視点から描く「子どものキモチ篇」の2パターンを公開します。
♦ 1日中、ストレスフリーな視界へ。遠近両用ワンデー「バイオトゥルー® ワンデー マルチフォーカル」
2016年9月13日から販売されているボシュロム・ジャパンの遠近両用ワンデー「バイオトゥルー® ワンデー マルチフォーカル」は、1日中、ストレスフリーな視界へというコンセプトで、大人のコンタクトレンズユーザーが、エイジングにポジティブに向うことをサポートします。
当製品は、快適な瞳でもっと毎日を楽しんでいただけるように、2つの独自テクノロジーを採用。スリーゾーン累進デザインは、優れた遠方視力を確保しながら、日常でもっとも必要とされる中間距離から近方にシャープにピントを合わせます※1。また、涙が瞳のうるおいを保つ機能を模倣したボシュロムならではの素材技術※2で、レンズからの水分蒸発を最小限に抑え、1日中みずみずしいつけ心地を提供します※1。
- ※1.見え方・装用感には個人差があります。
- ※2.親水性マクロマーSAM(サーフェスアクティブマクロマー)をレンズ表層に高濃度でポリマー化し、水分蒸発を抑制する技術(US Patent 8,197,841 2012:Linhardt, Salamone, Ammon and Hook;US Patent 8,138,290 2012:Blackwell, Salamone, and Kunzler)
- ●販売名:バイオトゥルー® ワンデー マルチフォーカル
- ●医療機器承認番号:22700BZX00266000
- ●内容:1箱30枚入り
- ●価格:オープンプライス
♦ ボシュロム(Bausch + Lomb)について
ボシュロムは、バリアント ファーマシューティカル インターナショナル社のグループ会社の一つであり、人々の視力の維持、改善、回復のための製品を提供する、アイヘルス分野におけるグローバル企業です。眼科用医薬品、コンタクトレンズ、レンズケア製品、眼科用手術装置・器具を中核事業とし、世界各地に開発、生産、販売拠点を置いています。取扱製品数は業界有数であり、製品の販売国は100ヵ国以上に及びます。